大問が12個ある試験だからこそ「まんべんなく」が近道
全商英検は発音・アクセント、リスニング、読解、語彙、文法の5分野・12大問で構成されています。1つの大問の配点はそれほど大きくないため、苦手な分野をゼロにするよりも、どの分野も一定以上取れる状態を目指すほうが、結果的に合格点に届きやすくなります。
得意な分野を伸ばすより先に、まったく手をつけていない分野が無いかを確認するところから始めましょう。
語彙(大問10)は最初に固めておきたい分野
大問10の語彙問題はもちろん、読解・文法・リスニングなど、ほかの大問も語いの知識が土台になっています。知らない単語が多いと、文法が分かっていても文の意味を正しく取れません。
全商英検で出題される語いの範囲は、3級1,600語・2級2,150語・1級2,650語と決まっています。範囲が決まっているということは、覚えるべき単語がはっきりしているということでもあります。手当たり次第に単語帳を進めるより、出題範囲に絞って繰り返すほうが効率的です。
一度に大量の単語を詰め込もうとすると忘れるのも早くなります。少ない数を毎日繰り返すほうが定着します。
発音・アクセント(大問1〜3)は慣れが得点に直結する
発音・アクセントの大問は、知識問題という側面が強く、パターンに慣れれば安定して得点しやすい分野です。第一アクセントか第二アクセントかなど、出題のパターンを知っておくだけでも取り組みやすさが変わります。
リスニング(大問4〜6)は毎日少しずつ耳を慣らす
リスニングは直前にまとめて対策しても伸びにくい分野です。短時間でもいいので、毎日英語の音声に触れる習慣をつけておくと、本番でも聞き取りやすくなります。
読解・文法(大問7〜12)は形式に慣れることが大切
読解・文法は、出題される英文の量が多い分野です。時間内に読み切る練習をしておかないと、内容は分かっていても最後まで解答できない、ということが起こりがちです。過去問や問題集で、時間を計って解く練習をしておきましょう。
大問の形式は級によって異なる場合があります。自分が受ける級の形式に合わせて練習することが大切です。
スキマ時間を単語対策に使う
学校の休み時間や通学時間など、机に向かえない時間帯でも、スマートフォンがあれば単語の4択クイズだけなら数分で取り組めます。まとまった勉強時間が取りにくい人ほど、スキマ時間の使い方が合否を分けます。
まとめ
- 12大問すべてを一定以上取れる状態を目指すのが合格への近道
- 語い(大問10ほか全分野の土台)を優先して固める
- 発音・アクセントは出題パターンに慣れると安定しやすい
- リスニングは毎日少しずつ、読解・文法は時間を計って練習する
- スキマ時間は単語対策に使うと効率がいい