3級は「初めての検定」に選ばれることが多い級
全商英検3級は、施行細則で高校1・2年生が目安とされている級で、多くの受験者にとって初めて挑戦する検定になります。出題される語いの範囲も1,600語と、1級・2級と比べていちばん少なく設定されています。
「検定試験を受けるのが初めて」という人ほど、まずは3級で試験の形式に慣れることをおすすめします。
3級だけに出題される大問がある
全商英検は級によって大問の形式が一部変わりますが、3級には3級にしか出題されない大問が3つあります。
- 大問2「文の区切り方」:英文をどこで区切って読むかを選ぶ問題
- 大問3「もっとも強く発音する語句」:会話の中でいちばん強く発音される語句を選ぶ問題
- 大問9「会話の並べ替え」:ばらばらになった会話を正しい順番に並べる問題
2級・1級ではこの3つの大問は出題されず、代わりに別の形式(2級は「応答表現」、1級・2級共通の「短文穴埋め」など)に置き換わります。3級から受け始める場合は、この3つの形式に早めに慣れておくと安心です。
大問1「アクセントの位置」・大問11「語形変化」・大問12「語句整序」は、級を問わず出題される共通の形式です。
出題範囲の語い1,600語を、まずひととおり触れる
3級の出題範囲は1,600語です。2級・1級に比べると少ない語数ですが、逆にいえば「1,600語をしっかり覚えれば合格ラインに届く」ということでもあります。
はじめから完璧に覚えようとせず、まずは1,600語すべてに一度は目を通し、知らない単語がどれくらいあるかを把握するところから始めましょう。そのうえで、間違えた単語だけを繰り返し復習すると効率的です。
リスニング・読解は、形式に慣れる練習を
3級のリスニング(大問4〜6)と読解(大問7〜9)は、他の級と共通する部分も多い形式です。特に読解は、長文の内容一致・対話文の空所補充など、まとまった英文を時間内に読み切る練習をしておくことが大切です。
まとめ
- 3級は初めての検定挑戦に向いている級(出題範囲1,600語)
- 3級だけに出題される大問(文の区切り方・もっとも強く発音する語句・会話の並べ替え)に早めに慣れる
- まずは1,600語にひととおり触れ、間違えた単語を繰り返し復習する
- リスニング・読解は時間内に解き切る練習を重ねる